ファーウェイから発売されているWATCH GT6シリーズ(GT6・GT6 Pro・GT6 Pro HONMA)について、外観・画面・機能・性能・価格の違いを詳しく解説します。
WATCH GT6シリーズ
▼左からGT6、GT6 Pro、Gt6 Pro HONMA

HUAWEI WATCH GT6シリーズは、GT5シリーズの後継で、2025年10月14日に発売されています。
ラインナップは従来通りの「GT6」「GT6 Pro」に加え、ゴルフメーカーHONMAとのコラボによる「GT6 Pro HONMA」を含む3モデル構成となっています。
ゴルフ機能の搭載状況には差があり、GT6 Pro HONMAが最も多機能、GT6 Proが標準的な構成、GT6は機能を絞ったシンプルモデルという位置づけです。
市場価格の差:最安値の差は1万7,000円、GT6 Pro HONMAが最も高額
最安値の調査結果
| モデル | GT6 | GT6 PRO | GT6 PRO HONMA |
|---|---|---|---|
| 定価 | 33,880円~ | 48,180円~ | 52,580円~ |
| 楽天 | 30,800円 | 43,800円 | 47,800円 |
| Amazon | 30,800円 | 42,424円 | 47,800円 |
HUAWEIのスマートウォッチは、サイズや素材のバリエーションがあるため、一つのモデルでも定価には幅があります。GT6 PROとGT6 PRO HONMAは機能が豊富なため、定価そのものが5万円前後とかなり高額になっています。
実売価格(最安値)で見ると、GT6が約3万1,000円、GT6 Proが約4万3,000円、GT6 Pro HONMAが約4万8,000円と、最大で約1万7,000円の価格差があります。
どのモデルを選ぶべきか
「3モデルの中でどれがおすすめか?」
先に結論を知った方が、この後の解説も見やすいと思いますので、筆者の結論を述べておきます。
ゴルフでの使用が前提であるなら「GT6 Pro HONMA」が最もおすすめです。
理由は、GT6シリーズの中で最もゴルフ機能が充実していて、このモデルのみ、高低差補正機能、落下地点予測といった便利なナビゲーション機能が備わっているからです。
それでは、各モデルの違いを項目ごとに詳しく見ていきましょう。
※GT6 Pro / GT6 Pro HONMAの詳細な使用感や評価については、以下の個別レビュー記事も参考になります。
外観の違い:GT6のみ41/46mmの2サイズ、Pro系は46mmのみ
形状・デザイン
▼左からGT6、GT6 Pro、Gt6 Pro HONMA

GT6シリーズは、全モデルで丸型ディスプレイとメタルの外枠を採用していて、クラシカルで洗練されたデザインが特徴です。
▼サイズバリエーション
| モデル | GT6 | GT6 Pro | GT6 Pro HONMA |
|---|---|---|---|
| 46mm | ブラック グレー グリーン |
ブラック ブラウン |
ブラック |
| 41mm | ブラック パープル ホワイト |
- | - |
サイズ展開は、GT6のみ41mmと46mmの2サイズあり、GT6 ProとGT6 Pro HONMAは46mmサイズのみです。
GT6にのみある41mmモデルは、41mmモデルはコンパクトで軽量なため、手首の細い方や女性にも扱いやすい設計となっています。
▼GT6のデザインラインナップ

まず、GT6は、サイズとカラー展開により印象が大きく異なります。
46mmモデルは中性的なデザインで、ブラック・グレー・グリーンといった落ち着いたカラーが揃っています。41mmモデルはエレガントな印象で、パープルやホワイトなど、女性ユーザーを意識したカラー展開となっています。
▼GT6 Pro、GT6 Pro HONMAのデザインラインナップ

一方、GT6 ProとGT6 Pro HONMAは46mmのみの展開で、重厚感のある“ごつめ”のデザイン。
特にHONMAモデルは、ゴルフブランドとのコラボらしい力強さと高級感が際立ちます。
サイズ・重量(スペック)
▼サイズ・重量比較
| モデル | GT6 | GT6 Pro | GT6 Pro HONMA |
|---|---|---|---|
| サイズ(mm) | (46mm)Φ46×10.95 (41mm)Φ41.3×9.99 |
(46mm)Φ45.6×11.25 (41mm)- |
(46mm)Φ45.6×11.25 (41mm)- |
| 重量(g) | (46mm)51.3 (41mm)37.5 |
(46mm)54.7 (41mm)- |
(46mm)54.7 (41mm)- |
| 電源 | 充電(専用充電器) | 充電(専用充電器) | 充電(専用充電器) |
| 防水仕様 | IP69K(IPX9相当) | IP69K(IPX9相当) | IP69K(IPX9相当) |
GT6にのみ用意されている41mmモデルは、軽量かつコンパクトで、細めの手首にも自然に馴染む設計となっています。
46mmモデルはスマートウォッチとして標準的なサイズですが、スマートウォッチ開発に長けたメーカーだけあって、他社製品と比べて厚みが抑えられていて、装着感に優れています。
また、全モデルともに専用クレードルによるマグネット式ワイヤレス充電が採用されています。個人的には、USB Type-Cを直刺し出来る方がスマホと共用出来て有難いですが、スマートウォッチは専用コネクターが主流なので致し方ないところです。
防水性能はIP69K(IPX9相当)と最高レベルで、水中での使用も想定された設計となっています。当然ながらゴルフ中の雨や汗はまったく心配無用です。
画面の違い:全モデル有機EL×タッチ式!視認性・操作性ともに高水準

GT6シリーズは全モデルでAMOLED(有機EL)ディスプレイとタッチ操作に対応した丸型スクリーンが採用されています。
有機ELは画素が自発光するため、コントラストが高く、黒が引き締まり、細かな文字もくっきり表示されます。
スマートフォンを手掛けるHUAWEIの製品だけあって、スクロールやスワイプなどの操作がスマホ並みに滑らかで、操作感は”快適”の一言です。
▼ディスプレイ仕様比較
| モデル | GT6 | GT6 Pro | GT6 Pro HONMA |
|---|---|---|---|
| 形状 | 丸 | 丸 | 丸 |
| 仕様 | AMOLED (有機EL) |
AMOLED (有機EL) |
AMOLED (有機EL) |
| サイズ (インチ) |
(46mm)1.47 (41mm)1.32 |
(46mm)1.47 (41mm)- |
(46mm)1.47 (41mm)- |
| 解像度 (ピクセル) |
466×466 | 466×466 | 466×466 |
画面の解像度は全モデル共通で高精細です。違いはあくまで画面サイズによる見やすさ、タッチ操作のしやすさ、装着感に限られます。
GT6は41mmと46mmの2サイズあるため、41mmモデルは1.32インチのコンパクトな画面となっています。
一方、GT6の46mmモデルを含め、GT6 Pro / GT6 Pro HONMAはいずれも1.47インチの大画面を採用しています。コースマップや距離情報の視認性が高く、操作も快適です。
視認性・操作性を重視するなら46mmモデル、軽さやフィット感を重視するなら41mmモデルが適しています。
情報・コンテンツの違い:GT6 Pro・GT6 Pro HONMAはゴルフ機能が拡張された上位モデル
GT6シリーズは、全モデルにコースレイアウトやグリーン形状の表示、3点間距離など、ラウンド中に役立つ基本機能を搭載しています。
一方で、GT6 ProおよびGT6 Pro HONMAでは、より戦略的なプレーを支援する機能が追加されていて、ゴルフ用途に特化した設計となっています。
▼情報・コンテンツ
| モデル名 | GT6 | GT6 Pro | GT6 Pro HONMA |
|---|---|---|---|
| グリーン距離 | 中央 | 手前・中央・奥 | 手前・中央・奥 |
| コースレイアウト | 〇 | 〇 | 〇 |
| ハザード個別表示 | - | 〇 | 〇 |
| グリーンレイアウト | 〇 | 〇 | 〇 |
| グリーンの起伏 | - | 〇 | 〇 |
| 高低差機能 | - | - | 〇 |
| 3点間距離 | 〇 | 〇 | 〇 |
| グリーンディレクション | - | 〇 | 〇 |
| 落下地点予測 | - | - | 〇 |
GT6:基本機能を備えたスタンダードモデル
GT6は、コースレイアウトやグリーン形状の表示、3点間距離など、ラウンドに必要な基本機能をしっかり備えたエントリーモデルです。

上位モデルとの決定的な違い(劣る点)は、
- コースマップ表示がやや簡易
- グリーン距離は中央のみ
- グリーン起伏表示は無し
- グリーン方向表示は無し
- ハザードや起伏の詳細表示には未対応
- 高低差機能は無し
- 落下地点の予測は無し
といったところです。

とはいえ、機能を絞っているからこそ、
- 操作がシンプル
- 他の2モデルより低価格(約3万円)
というメリットがあります。特に初めてのゴルフウォッチの方にはとてもおすすめです。
※GT6の使用感やゴルフ機能の詳細は、こちらのレビュー記事で詳しく解説しています。
GT6 Pro:戦略的なプレーを支える中位モデル
GT6 Proでは、グリーン距離が「手前・中央・奥」の3地点の表示に対応していますので、アプローチの際にとても役に立ちます。
GT6よりと比べると、以下の点が優れています。
- グリーン距離は中央に加えて、手前・奥も表示
- ハザードや起伏の詳細表示
- グリーンの起伏表示
- グリーン方向表示

出典:Amazon
特に、ハザードの個別表示やグリーンの起伏表示、グリーン方向を示すコンパス機能など、戦略的な判断を支える情報が格段に充実しています。
反対に、より上位なGT6 Pro HONMAより劣る点として、以下の2点が挙げられます。
- 高低差機能は無し
- 落下地点の予測は無し
この2つの機能が不要と言う方では、より多くの情報をもとにプレーを組み立てたい中・上級者に適したモデルです。
※GT6 Proの使用感やゴルフ機能の詳細は、こちらのレビュー記事で詳しく解説しています。
GT6 Pro HONMA:高低差補正と予測機能を備えた最上位モデル
GT6 ProはGT6シリーズの最上位モデルのため、機能的にはフル装備です。
GT6 Proとの違い(優れている点)として、
- 高低差補正
- 落下地点の予測
の機能が備わっています。

出典:Amazon
高低差機能は、打ち上げ・打ち下ろしのあるホールでも打つべき目安距離を自動算出してくれますので、ホームコースで起伏が多い方に適しています。
▼赤で囲われたエリアがショット予測地点

また、落下地点の予測は、コースマップ上に飛ぶ可能性があるエリアを描いてくれますので、まさにAIキャディと呼ぶにふさわしいナビゲーション機能が備わっています。
高低差補正、落下地点予測を使いたい方は、このモデルがおすすめです。
※GT6 Pro HONMAの使用感やゴルフ機能の詳細は、こちらのレビュー記事で詳しく解説しています。
WATCH GT6シリーズ 3モデルの仕様比較
| モデル | GT6 | GT6 Pro | GT6 Pro HONMA |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2025年10月 | 2025年10月 | 2025年10月 |
| 定価 | 33,880円~ | 48,180円~ | 52,580円~ |
| 形状 | 丸 | 丸 | 丸 |
| 仕様 | AMOLED (有機EL) |
AMOLED (有機EL) |
AMOLED (有機EL) |
| サイズ (インチ) |
(46mm)1.47 (41mm)1.32 |
(46mm)1.47 (41mm)- |
(46mm)1.47 (41mm)- |
| 解像度 (ピクセル) |
466×466 | 466×466 | 466×466 |
| 操作方法 | タッチ式 | タッチ式 | タッチ式 |
| サイズ(mm) | (46mm)Φ46×10.95 (41mm)Φ41.3×9.99 |
(46mm)Φ45.6×11.25 (41mm)- |
(46mm)Φ45.6×11.25 (41mm)- |
| 重量(g) | (46mm)51.3 (41mm)37.5 |
(46mm)54.7 (41mm)- |
(46mm)54.7 (41mm)- |
| グリーン距離 | 中央 | 手前・中央・奥 | 手前・中央・奥 |
| コースレイアウト | 〇 | 〇 | 〇 |
| ハザード個別表示 | - | 〇 | 〇 |
| グリーンレイアウト | 〇 | 〇 | 〇 |
| グリーンの起伏 | - | 〇 | 〇 |
| 高低差機能 | - | - | 〇 |
| 3点間距離 | 〇 | 〇 | 〇 |
| グリーンディレクション | - | 〇 | 〇 |
| 落下地点予測 | - | - | 〇 |
| 電源 | 充電(専用充電器) | 充電(専用充電器) | 充電(専用充電器) |
| 稼働時間 (通常/GPS連続) |
(46mm)21d/40h (42mm)14d/25h |
(46mm)21d/40h (41mm)- |
(46mm)21d/40h (41mm)- |
| スマホ連動 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 衛星測位 | GPS GLONASS BeiDou GALILEO QZSS |
GPS GLONASS BeiDou GALILEO QZSS NavIC |
GPS GLONASS BeiDou GALILEO QZSS NavIC |
| 防水仕様 | IP69K(IPX9相当) | IP69K(IPX9相当) | IP69K(IPX9相当) |
まとめ:WATCH GT6シリーズは、どれを選ぶべきか?
GT6シリーズは、基本機能を備えたGT6、戦略支援機能が追加されたGT6 Pro、さらに高低差補正や予測機能まで備えたGT6 Pro HONMAという3モデル構成です。
既に冒頭でGT6 Pro HONMAがおすすめと述べてしまっていますが、改めて主な違いを整理します。
- GT6 → GT6 Pro → GT6 Pro HONMAの順に上位となり、市場価格も上昇
(GT6とGT6 Pro HONMAの差は1万7,000円) - GT6 Pro / GT6 Pro HONMAは、GT6に比べてゴルフ機能が格段に充実
- グリーン距離は、GT6 Pro / GT6 Pro HONMAは手前・中央・奥の3点表示だが、GT6は中央のみ
- GT6 Proでは、ハザード個別表示・グリーン起伏表示・グリーン方向表示に対応
- GT6 Pro HONMAでは、さらに高低差補正・落下地点予測にも対応
これらを踏まえると、ゴルフ機能を重視する方にはGT6 Pro / GT6 Pro HONMAがおすすめです。特に、ハザード拡大表示やグリーンの起伏表示は、高精細なディスプレイを活かす上でも見逃せないポイントです。
また、GT6 ProとGT6 Pro HONMAは、市場価格がともに5万円前後と近い水準ですが、HONMAモデルには高低差補正と落下地点予測が追加されています。 この価格帯で選ぶなら、より多機能なGT6 Pro HONMAの方が満足度は高いでしょう。
一方で、GT6は価格を抑えつつ基本機能をしっかり備えているため、初めてGPSゴルフナビを使う方、シンプルな操作性を求める方、ゴルフだけでなくスマートウォッチとしての活用比重が高い方に適しています。
「まずは最低限の機能で十分」という方には、GT6はコストパフォーマンスに優れたモデルと言えます。
GT6シリーズの各モデルの詳細をさらに深掘りしたい方は、以下のレビュー記事も参考にしてみてください。




