グリーンオンのザ・ゴルフウォッチ GS601について、5つの項目で製品を評価しました。
詳しい評価に加えて、総評、適するゴルファー、最安値についても解説していますので、ご自分の予算とニーズに合うかが分かる内容となっています。
ザ・ゴルフウォッチ GS601 の評価内訳
グリーンオンのゴルフウォッチ(GPSゴルフナビ)、ザ・ゴルフウォッチ GS601について、「画面表示」「操作性」「情報コンテンツ」「デザイン」「コスパ」の5つの項目別に評価しました(5点満点・平均3点)。
画面表示:5.0点
| 形状 | 丸 |
|---|---|
| 仕様 | 有機EL(AMOLED) |
| サイズ | 1.43インチ |
| 解像度 | - |

ディスプレイは丸型のカラー(タッチ式)で、有機EL(AMOLED)が採用されています。
反射型LCDのように外光を利用する方式とは異なり、黒は光無しでしっかり表示され、コントラストが高いのが特徴です。暗い場所でも明るい場所でも情報を判読しやすい点は大きなメリットと言えます。
解像度については、前作GS501と同じくスペックは公開されていません。筆者の感覚的な判断としては、文字やコース図の見え方に不満はなく、細部の描写や色の階調もゴルフで使う分には十分だと感じました。
画面形状は、前作GS501の四角型から丸型へと刷新されました。

※左がGS601(新作)、右がGS501(前作)
前作は縦長レイアウトだったため、コース図と距離表示が重なりやすい場面がありましたが、今作では縦横比が揃ったことでその問題が大きく軽減されています。
また、グリーン表示についても、縦長・横長どちらの形状であっても収まりが良く、視認性が向上しています。
操作性:4.0点
| 操作方法 | タッチ式(+4ボタン) |
|---|---|
| 自動画面切替 (残距離に応じた最適ビューを表示) |
- |
| 自動スコア管理 (ショット感知) |
○ |
操作方法

出典・参考:マニュアル
ディスプレイには、カラーのタッチ式を採用しています。
高機能モデルゆえに表示できる情報量は多いのですが、操作はスマホやタブレットと同じ感覚で、スワイプしていくだけで画面を切り替えられます。
実際、あれこれ触っているうちに自然と目的の画面へ辿り着けるため、マニュアルを細かく読み込まなくても直感的に使いこなせる点が、タッチ式ならではの大きな利点です。
自動機能
ザ・ゴルフウォッチ GS601は、以下の自動機能が備わっています。
- ショット感知(自動スコア管理)
- ダイナミックグリーンアイ(現在地からの向きにグリーンを回転)

出典:greenon.jp
ショット感知については、スコア加算、飛距離計測も行ってくれます。誤感知も感知漏れも、画面またはボタンのワンタッチ操作で対応できます。

画面内の”SD”は飛距離、”S”はホール打数、”T”はトータル打数

出典・参考:マニュアル
グリーン表示は、現在地からの向きに合わせて画面が自動で回転してくれます。
自分が見ている向きのまま表示されますので、前後・左右を頭の中で変換する必要がありません。グリーン形状やアンジュレーションを直感的に把握できるため、プレー中の判断がとてもスムーズになります。
情報コンテンツ:5.0点
| コースレイアウト | ○ |
|---|---|
| グリーンレイアウト | ○ |
| グリーンの起伏 | ○ |
| グリーンの回転 | ○ |
| 3点間距離 | ○ |
| スマホ連動 | ○ |
| その他 | 高低差機能 気象情報考慮 同心円(番手別距離) OBライン |
ザ・ゴルフウォッチ GS601はタッチ式を採用していますので、ボタンだけのものと比べると、よr高度な機能が搭載されています。
ここでは特に注目すべき機能として、以下の3つについて解説します。
- 基本画面の表示内容
- 3点間距離(レイアップ機能)
- グリーン画面の表示内容
①基本画面の表示内容

出典・参考:マニュアル
こちらはメインとなるサマリー画面です。
コースレイアウトに加えて、左右グリーンそれぞれの「手前・中央・奥」までの距離がひと目で確認できます。

出典・参考:マニュアル
画面左上には距離表示モードを示すアイコンがあり、タップするだけでモードを切り替えられます。高低差を踏まえた目安距離にもワンタッチで変更できるため、状況に応じた判断がしやすくなっています。
さらに、スマートフォンとペアリングすると、気温・気圧・風といった気象情報も反映した「ハイブリッド距離」が表示され、より実戦的な距離に補正してくれます。
②3点間距離(レイアップ)

出典・参考:マニュアル
サマリー画面から下にスワイプすると、上図のレイアップ画面が表示されます。
刻みたい位置をドラッグで動かすことで、現在地からレイアップ地点までの距離、さらにレイアップ地点からグリーンまでの距離を同時に確認できます。狙いどころを具体的にイメージしやすく、戦略を立てる際にとても便利な機能です。
なお、画面左下には拡大ボタンがあり、大きくして見ることもできます(上図の右)。
③グリーン画面の表示内容

出典・参考:マニュアル
サマリー画面から上にスワイプすると、上図のスマートグリーン画面が表示されます(左右グリーンは左右スワイプで切り替え可能)。
自動機能のところでも触れましたが、自分が居る位置に合わせて表示されるグリーンが自動回転してくれますので、実際に目の前で見ているのと同じ感覚でグリーン形状を把握できます。

出典・参考:マニュアル
さらに上へスワイプするとアプローチ画面が表示されます。
グリーンだけでなく周辺エリアまで含めたアンジュレーションが確認でき、より細かな状況判断に役立ちます。
また、グリーン上のポイントはドラッグで動かせるため、気になる位置までの距離をその場でチェックできます。
このアンジュレーションとドラッグによる距離の組み合わせが非常に実戦的で、どこに落とすかを見極める際にとても役立ちます。
デザイン:5.0点

カラー展開は、全体を黒でまとめた1種類のみのシンプルな構成です。
ベゼルの幅がしっかりと抑えることでディスプレイ領域を最大限に確保しているため、画面の見やすさと装着時のスッキリ感が両立されています。
無駄のないミニマルなデザインで、どんなスタイルにも馴染みやすい仕上がりです。

出典:greenon.jp
個人的に「これは良い」と思わされたのが、ベルトの作り込みです。
- マグネット式(長さ調整可能)
- 余ったベルトが内側に収まる構造
この構造により、
- 装着が楽なだけでなく、穴タイプのように特定の位置へ負荷が集中しないため、傷みにくい
- ベルトの余った部分の“ピロピロ”がなく、手首まわりがスッキリして装着感が良い
というメリットがあります。
シンプルですが、使い勝手に直結するポイントがしっかり作り込まれています。
| サイズ | Φ47×13.5mm |
|---|---|
| 重量 | 50g |
| 防水 | 3気圧防水(雨対策仕様) |
| 電源 | 充電(専用充電器) |
| 稼働時間 | 最大10時間 (省電力モード、画面On/Offが1:3の時) |
サイズは同じ丸型・有機EL・タッチ式のA1-Ⅲとほぼ同等ながら、ディスプレイは1.43インチへ拡大されています。
重量面も50gで10g軽量化されていますので、見やすさ・操作のしやすさ・装着感が向上しています。
防水性能についてはIPX表記こそありませんが、マニュアルには「雨対策仕様(3気圧防水)」と明記されています。また、「常温の真水・水道水・雨滴のみに対応」とされている一方で、「強い雨の中で使用しないでください」との注意書きもあります。
つまり、通常の雨天ラウンドには対応しつつも、豪雨や水没を前提とした防水ではないため、あくまで“ゴルフ用途の実用レベル”として扱うのが適切だと判断できます。
コスパ:5.0点
最安値の調査結果
- 楽天:39,600円(31,680円)
- Amazon:39,600円(35,640円)
※カッコ内は割引等を考慮した実質価格
コスパ評価
ザ・ゴルフウォッチ GS601の魅力は、上位モデル級の機能を備えながら、価格がお手頃に抑えられている点にあります。
- タッチディスプレイ(直感的な操作性)
- 有機EL表示
- 自動機能(ショット感知・グリーン回転)
- 高低差機能・グリーンアンジュレーション
- 3点間距離(レイアップ機能)
丸型・有機EL・タッチ式という条件で比較すると、同じくグリーンオンのA1-Ⅲが候補に挙がりますが、GS601はメーカー価格で約2万円安く、さらに気象情報(気温・気圧・風)を加味した距離案内機能まで備えています。

市場価格を見ると、最安値は3万円近いものもあり、ディスプレイ仕様や搭載機能を踏まえると、コストパフォーマンスは非常に高いモデルと言えます。
ザ・ゴルフウォッチ GS601 の総合評価
総合評価
| 総合評価 | ★★★★★ 4.8 |
|---|---|
| 画面表示 | ★★★★★ 5.0 |
| 操作性 | ★★★★☆ 4.0 |
| 情報コンテンツ | ★★★★★ 5.0 |
| デザイン | ★★★★★ 5.0 |
| コスパ | ★★★★★ 5.0 |

どんな方にオススメか?
ザ・ゴルフウォッチ GS601はどんな方に適するかを、以下に列挙しました。ご自分に該当する内容があるかチェックしてみてください。
- 高機能でも価格を抑えたい方
- 丸型ディスプレイ・カラー表示のタッチ式が良い方
- コースレイアウト・グリーンアンジュレーションを見たい方
- レイアップ機能を使いたい方
- 高低差機能を使いたい方
取扱説明書
取扱説明書は下記リンクにて公開されています(外部サイト)。
