腕時計型GPSゴルフナビ(ゴルフウォッチ)で、「3点間距離の計測機能」を搭載したモデルについて、おすすめ順にランキングとしてまとめました。
ランキングの順位付けについては、「3点間距離」以外の機能・性能、そして、価格とのバランスも考慮して行いました。
GPSゴルフナビの3点間距離の計測機能とは!?
3点間距離の計測機能は、GPSゴルフナビだけではなく、レーザー距離計にも搭載されています。
ただし、呼び名は同じでも、機能そのものは全くの別物です。
出典:greenon.jp
GPSゴルフナビの3点間距離は、ピンを直接ではなく2打で狙う場合に、レイアップ地点を指定すると、1打目と2打目の距離を教えてくれる機能です。
上図の例では、赤い点とのころをレイアップ地点として指定すると、現在地からレイアップ地点までが172ヤード、レイアップ地点からグリーンまで55ヤードということが分かります。
ちなみに、ディスプレイ上でレイアップ地点を指定する必要があるため、「3点間距離」が搭載されているのは、全てタッチパネルを採用しているものに限られます。
出典:eenour.jp
これに対して、レーザー距離計の3点間距離は、1打目・2打目の距離ではなく、異なる2地点間の距離を計測する機能です。
通常は現在地からの距離を測定しますが、「3点間距離」は離れた2地点の距離を測定できるため、上図の例のように、カートに居ながらにしてボールとピンの距離を測ることができます。

「3点間距離」を搭載したGPSゴルフナビ おすすめランキング
「3点間距離の計測機能」を搭載したGPSゴルフナビは、タッチパネルを搭載した高機能モデルで高額モデルで採用されています。
その中でオススメのものをランキングで紹介します。
第1位 ボイスキャディ T11PRO
コースレイアウト | 〇 |
---|---|
グリーンレイアウト | 〇 |
グリーンの起伏 | 〇 |
グリーンの回転 | 〇 |
3点間距離 | 〇 |
スマホ連動 | 〇 |
その他 | 現在地・グリーンからの同心円 パットガイド ピンディレクション |
ディスプレイは、前作のT-UltraではLCDでしたが、新たにOLEDが採用されました。OLEDは画素が自発光しますので、見やすさが劇的に向上しています。
58段階のグリーンアンジュレーションの表示も鮮やかで、パットに関する情報(距離・高低差)まで提供してくれますので、ナビゲーション機能を重視される方にオススメです。

パットのナビゲーションが充実!

第2位 ガーミン Approach S70
コースレイアウト | 〇 |
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グリーンレイアウト | 〇 |
グリーンの起伏 | 〇(傾斜情報は有料サービス) |
グリーンの回転 | - |
3点間距離 | 〇 |
スマホ連動 | 〇 |
その他 | バーチャルキャディー(番手推奨・落下地点予測) 風速・風向きを考慮した距離案内 |
ディスプレイは有機EL(OLED)が採用されていますので、抜群の見やすさです。
何といってもコースレイアウトの描画がリアルなところが大きな特徴で、バンカーや池の形状、クリークの位置まで分かりやすく表示してくれます。
過去のショットデータを参考にしたナビゲーション機能が搭載されていて、推奨番手、着弾地点のエリア予測、ストローク予測までしてくれます。
スマートウォッチとして評価が高いガーミンだけあって、スポーツ用のIT機器として優れています。

ガーミンはランニングなどゴルフ以外でも使いたい方に人気!

第3位 ショットナビ INFINITY Touch
コースレイアウト | 〇 |
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グリーンレイアウト | 〇 |
グリーンの起伏 | 〇 |
グリーンの回転 | 〇 |
3点間距離 | 〇 |
スマホ連動 | 〇 |
その他 | どでか文字表示 レイアップ円・ドライバー距離円 フェアウェイナビ グリーンディレクション パットシミュレーション |
ショットナビの大人気モデルのInfinityに、タッチ式ディスプレイを採用したモデルです。
タッチ式の採用により3点間距離が搭載されたのは言うまでもありませんが、パットシミュレーション、ダイナミックグリーンアイ(グリーンの自動回転)なども搭載され、機能的に大幅に向上しています。
▼左がINFINITY Touch、右がINFINITY
Infinityシリーズの人気の理由としては、ベルトにディンプル形状がされたユニークなデザイン、そして、価格の安さが挙げられます。
3点間距離を採用したモデルは、基本的に5万円クラスですが、Infinity Touchは2万円台という驚異的な安さで、予算を抑えたい方にもオススメです。

第4位 ファーウェイ WATCH GT 5 Pro
コースレイアウト | 〇 |
---|---|
グリーンレイアウト | 〇 |
グリーンの起伏 | 〇 |
グリーンの回転 | - |
3点間距離 | 〇 |
スマホ連動 | 〇 |
その他 | グリーン方向表示(コンパス) 風速・風向き |
ディスプレイは有機EL(OLED)が採用されていますので、抜群の見やすさです。
スマホメーカーだけあって、タッチ操作によるレスポンスの良さ・滑らかさは抜群で、充電の持ちもレベル違いに優秀です(1ラウンドで少ししか減らない)。
出典:マニュアル
ハザード情報が特に分かりやすく出来ていて、画面下の拡大ボタンを押すと、ハザードの位置・形状を細かく確認することができます。
サイズ、カラーともに2種類あり、前述の通り電池の持ちも抜群に良いため、普段使いの時計としても活用したい方に、特にオススメです。

第5位 ショットナビ Evolve PRO Touch
コースレイアウト | 〇 |
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グリーンレイアウト | 〇 |
グリーンの起伏 | 〇 |
グリーンの回転 | 〇 |
3点間距離 | 〇 |
スマホ連動 | 〇 |
その他 | レイアップ円・ドライバー距離円 レイアップナビ フェアウェイナビ グリーンディレクション パットシミュレーション |
2022年に発売されているEvolve PROのタッチ式採用モデルで、翌年の2023年に発売されています。
先に紹介したショットナビのInfinity Touchと比べると、1.4インチディスプレイで画面が大きいのが特徴です。
出典・参考:shotnavi.jp
Infinity Touchよりも上位モデルで、Evolve PRO Touchにはレイアップナビというショットナビならではのユニークな機能が搭載されています。
予め得意なレイアップ距離を設定しておくと、現在地からレイアップ距離を残す地点までの距離を表示してくれます(上図のオレンジ色の数字)。
3点間距離に似た機能で、しかも、自動表示してくれますので、操作不要というお手軽さがポイントです。
