腕時計型GPSゴルフナビ(ゴルフウォッチ)で、ディスプレイにOLEDを採用したモデルについて、おすすめ順にランキングとしてまとめました。
OLEDはGPSゴルフナビのディスプレイとして、抜群の見やすさを誇ります。ランキングの順位付けについては、ディスプレイ以外の機能・性能、そして、価格とのバランスも考慮しました。
▼約1万円で買えるGPSゴルフナビまとめ

OLEDの特徴は、くっきり、鮮やか!
OLEDとLCDは、色の表現方法が違う
▼左がLCD、右がOLED
出典:greenon.jp
GPSゴルフナビのディスプレイは、OLEDとLCDの2つに大きく分かれます。
LCDはLiquid Crystal Displayの略で、日本語では液晶ディスプレイです。パソコンやテレビなどで採用されていますので、最も馴染みがあるディスプレイとも言えます。
一方、OLEDはOrganic Light Emitting Diodeの略で、オーエルイーディとかオーレッドと呼ばれています。日本語では有機EL・有機ELディスプレイ・有機発光ダイオードです。
OLEDとLCDの大きな違いは、色を表示させる仕組みにあります。
簡単に説明すると、LCDはカラーフィルターの後ろから光を当てることで色を表現します。一方、OLEDは画素そのものが自分で発光します。
見やすいのは、断然、OLED
▼左がLCD、右がOLED
出典:YouTube
OLEDとLCDでどちらが見やすいかですが、断然・圧倒的にOLEDです。
LCDはバックライトを使って透過させているため、暗い色の表示が明るくなってしまいます。つまり、コントラストを付けるのが苦手です。
その点、OLEDはバックライトを使わないため、黒をしっかりと漆黒に表現することができます。
その他にも、OLEDは視野角が広い、小型、消費電力が少ないといったメリットがあります。反対にデメリットは、高額な点です。
一般的な説明では、LCDの方が明るいという内容が見つかりますが、黒がしっかり表現されてコントラストがしっかりしていますので、屋外で使用するゴルフであっても現実的にはOLEDの方が格段に見やすいです。
OLEDを採用したGPSゴルフナビ おすすめランキング TOP3
OLEDを搭載したGPSゴルフナビは、基本的に丸型の大型スクリーンで、タッチパネルを採用したた高機能・高額モデルに多く見られます。
その中でオススメのものをランキングで紹介します。
第1位 ガーミン Approach S70
形状 | 丸 |
---|---|
仕様 | 有機EL(OLED) |
サイズ | (47ミリモデル)1.4インチ (42ミリモデル)1.2インチ |
解像度 | (47ミリモデル)454×454ピクセル (42ミリモデル)390×390ピクセル |
Approach S70は、コースマップの表示がとにかくリアルです。バンカーや池の形状なども細かく表示してくれます。
ピンや木々の影まで描かれていますので、形状や位置関係だけの表示とは一線を画しています。
もう一つの特徴は、サイズが47ミリ(1.4インチ)と42ミリ(1.2インチ)の2サイズある点です。
操作のしやすさを重視する方は大きい画面、手首周りをすっきりさせたい方は小さい画面を選ぶと良いでしょう。
コースレイアウト | 〇 |
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グリーンレイアウト | 〇 |
グリーンの起伏 | 〇(傾斜情報は有料サービス) |
グリーンの回転 | - |
3点間距離 | 〇 |
スマホ連動 | 〇 |
その他 | バーチャルキャディー(番手推奨・落下地点予測) 風速・風向きを考慮した距離案内 |
ガーミンはスマートウォッチとしてスポーツの分野で幅広く活用されていることから、データ活用が優れているところが大きな特徴です。
過去のショットデータを参考にして、推奨番手、そして、着弾地点の予想範囲まで教えてくれます。
バーチャルキャディーという機能の名前通りで、まさにキャディとしてサポートしてくれます。

ちょっと高いけど、ディスプレイもナビゲーション機能も秀逸!

第2位 ファーウェイ WATCH GT 5 Pro
形状 | 丸 |
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仕様 | 有機EL(AMOLED) |
サイズ | (46ミリモデル)1.43インチ (42ミリモデル)1.32インチ |
解像度 | (46ミリモデル)466×466ピクセル (42ミリモデル)466×466ピクセル |
出典・参考:マニュアル
スマホやPCを手掛けるHUAWEIの製品のため、他社とは違う強みがあります。
まず、画面遷移がとにかくスムーズです。そして、ボタンの表示位置、画面構成なども分かりやすいため、IT機器が苦手な方にも適しています。
特にGPSゴルフナビを初めて購入される方からは、使いこなせるかどうかが不安という声が多く聞かれます。そういった方には特にオススメしたいモデルです。
そして、電池の持ちも極めて良く、レベル違いに優秀です。市場全体ではゴルフモードでの稼働が10時間ぐらいのものが多いですが、GT 5 Proは1ラウンドしても充電があまり減りません。
バッテリー持ちがよいのが驚きで、以前の使用しているナビは一日しか持ちませんが、HUAWEI WATCH GT 5 Proはナビ終了後もバッテリー残量75パーセントは残ってます。
引用:Amazon
コースレイアウトやグリーン形状の表示は、拡大具合いが程よく、アンジュレーションもキレイに表示され、コース全体をマクロ・ミクロに把握しやすいです。
どの画面もとにかくシンプルで、あれもこれもと情報が詰め込まれていないのも大きな特徴です。画面上部にはタイトルが日本語で表示され、とにかく分かりやすいです。
コースレイアウト | 〇 |
---|---|
グリーンレイアウト | 〇 |
グリーンの起伏 | 〇 |
グリーンの回転 | - |
3点間距離 | 〇 |
スマホ連動 | 〇 |
その他 | グリーン方向表示(コンパス) 風速・風向き |
ガーミンやボイスキャディと比べると、番手推奨、着弾予測のような機能はなく、淡々とコース情報を提供するのに徹しています。
キャディ的なサポート機能を重視する方というより、残距離・コース全景・ハザード位置・グリーン形状などをシンプルに見たい方に適しています。
出典:マニュアル
例えばハザード情報の場合、画面下の拡大ボタンを押すと、位置・形状を細かく確認することができます。
サイズ、カラーともに2種類あり、前述の通り電池の持ちも抜群に良いため、普段使いの時計としても活用しやすいです。

第3位 ボイスキャディ T11PRO
形状 | 丸 |
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仕様 | 有機EL(OLED) |
サイズ | 1.39インチ |
解像度 | - |
ディスプレイは、前作のT-UltraではLCDでしたが、T11PROではOLEDが採用され、見やすさが劇的に向上しています。
コースレイアウトやグリーンマップでは、前作同様、背景がブラックのためコントラストが効いていて、形状や数値がとても見やすくデザインされています。
特に分かりやすいのがグリーンアンジュレーションです。58段階で表示されますので、起伏の様子がとても良く分かります。
コースレイアウト | 〇 |
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グリーンレイアウト | 〇 |
グリーンの起伏 | 〇 |
グリーンの回転 | 〇 |
3点間距離 | 〇 |
スマホ連動 | 〇 |
その他 | 現在地・グリーンからの同心円 パットガイド ピンディレクション |
機能的には3点間距離、パットガイドが搭載されているのが特徴で、コース戦略・グリーン攻略で役立てたい方にオススメです。

パットのナビゲーションが充実!
