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ガーミン Approach S50とS44の違いを比較・解説!S44はゴルフ専用で低価格

ガーミン

ガーミンから発売されているApproach S50とApproach S44について、外観・画面・機能・性能・価格の違いを詳しく解説します。

Approach S50とApproach S44

▼左がApproach S50、右がApproach S44

Approach S50とApproach S44(以降、S50とS44)は、2025年に同時期に発売されていて、2021年に発売のApproach S42の後継モデルと言われています。

S50とS44は、いわば姉妹モデルで、S50の方が高額で機能も充実していて上位モデルということになります。

なお、この2モデルの違いは、公式HPを見ているだけでは把握するのが難しいです。そのため、当記事では、価格、外観、画面、情報・コンテンツ画面に分けて詳しく取り上げ、どちらがオススメかについても解説します。

市場価格の差:Approach S50の方が2万円ほど高い

▼最安値の調査結果

モデル Approach S50 Approach S44
定価 67,800円 44,800円
楽天 61,020円 40,320円
Amazon 60,832円 40,664円

ガーミンだけあって定価はどちらも高額で、価格差は23,000円です。

ディスプレイにはタッチ式のOLEDを採用していて、さらにガーミンというブランドも加わりますので、GPSゴルフナビとしては高額な部類になります。

市場価格の最安値は、S50がAmazonで60,832円、S44が楽天で40,320円で、価格差は約2万円です。

どちらがオススメかについて先に筆者の結論を述べてしまいますと、Approach S44の方がオススメです。

ただし、高低差機能の要否、サブスクの有無により事情は変わってきますので、この辺りについても詳しく解説していきます。

外観の違い:S50はガーミン初のナイロンベルトを採用した軽量モデル

素材の違い

▼左がS50、右がS44

ぱっと見では違いを感じにくいところがありますが、外観はかなり違いがあります。

最大の違いはベルト部分で、S50はガーミンで初となるナイロンベルトが採用されています。ちなみに、S44はシリコンベルトです。

▼S50のベルト

見た目にも軽やかで、総重量がS44の42gに対して、S50は29gと大幅に軽量になっています。

モデル Approach S50 Approach S44
サイズ Φ43×12.5mm Φ43×11mm
重量 29g 42g

丸型の高額・高機能タイプのGPSゴルフナビは、50g前後というのが一般的なため、S50あ30gを切っていますので驚異的な軽さです。

▼左がS50、右がS44

ベゼル部分はどちらもアルミニウムを採用していますが、ボタン素材は異なっています。

S50のボタンはメタルが使われていますが、S44はプラスチックが使われていて、違いが付けられています。

カラーバリエーション

▼左2つがS50、右2つがS44

カラーバリエーションについては、どちらも2種類あります。

S50はブラックとアイボリー、S44はブラックとトワイライトとなっています。

S44は似た色なので、一方がアイボリーでも良かったかな感が無きにしも非ずです。

ちなみにS50はブラックとアイボリーでベゼルの色も異なっていて、ボタン素材も含めてよりデザインが細部にまで拘られています。

画面の違い:どちらもAMOLED採用で見やすい!

▼左がS50、右がS44

ディスプレイは、S50とS44のどちらもAMOLED(有機EL)を採用していて、タッチスクリーンとなっています。

指で触れて操作できますし、有機ELはコントラストがしっかりしているため、屋外でプレーするゴルフでも抜群の見やすさを発揮してくれます。

これまでLCDを使って来られた方は、有機ELに変えるとはっきりした表示に驚かれると思います。

▼画面仕様は同じ

モデル Approach S50 Approach S44
形状
仕様 有機EL(AMOLED) 有機EL(AMOLED)
サイズ 1.2インチ 1.2インチ
解像度 390×390ピクセル 390×390ピクセル

サイズ・解像度も同じですから、画面スペックに違いはありません。

情報・コンテンツの違い:Approach S50の方が高機能

スマートウォッチ機能

まず基本的な機能として、S50は光学式心拍センサーを内蔵していて健康管理機能が搭載され、さらにタッチ決済や音楽プレーヤーなどにも対応しています。

一方、S44はゴルフに特化していますので、上述の機能はありません。

そのため、ガーミンらしさがあるのがS50、そこからゴルフだけに絞って安価にしたのがS44とも言えます。

ゴルフ機能

▼主な機能比較

モデル Approach S50 Approach S44
コースレイアウト △(有料) △(有料)
グリーンレイアウト
グリーンの起伏 △(有料) △(有料)
グリーンの回転
高低差機能
(PlaysLike距離)
△(有料)
3点間距離
(タッチターゲッティング)
△(有料) △(有料)
ショット感知
(Garminオートショット)
デジタルスコアカード
ピンポインター
スマホ連動

スマートウォッチとしての機能差は大きいですが、ゴルフ機能に関しては、S50とS44で殆ど差がありません。

1点だけ注意が必要なのは、S44はPlaysLike距離(高低差機能)が使えないため、距離情報に高低差が考慮されません。

なお、上表で△を付したものは、Garmin Golf Membershipという有料サブスクリプションに入ると利用することができます。

ここが重要なところなので、サブスクに入る・入らないで改めて整理します。

有料サブスクに入る(または入っている)場合、S50とS44で上述のゴルフ機能に差はありません。

有料サブスクに入らない(または入っていない)場合でも、S50とS44で上述のゴルフ機能に殆どさがないものの、S44は高低差機能が使えません。

サブスク有りの方はS44で良いですし、サブスク無しでも高低差機能が不要であればS44で良い、高低差機能が必要な方はS50ということになります。

2025年2月時点でのサブスク料金は、月間プランで1,180円、年間プランで11,800円

ちなみに、サブスクに入るとS50、S44ともにかなり高機能になります。

<サブスクで利用できる機能>

  • コースレイアウト(第2世代)
  • PlaysLike距離(高低差情報)*
  • タッチターゲッティング(3点間距離計測)
  • Green Contour(グリーン傾斜情報)

*PlaysLike距離(高低差情報)は、S50はサブスク無しで利用可能です。

▼コースレイアウト(第2世代)

特にコースレイアウトは簡易版からリアル版(第2世代)に変わりますので、フェアウェイやハザードの形状、位置がはっきりと分かります。

Approach S50とApproach S44の仕様比較

モデル名 Approach S50 Approach S44
発売日 2025年1月 2025年1月
定価 67,800円 44,800円
画面形状
仕様 有機EL(AMOLED) 有機EL(AMOLED)
画面サイズ 1.2インチ 1.2インチ
解像度 390×390ピクセル 390×390ピクセル
本体サイズ Φ43×12.5mm Φ43×11mm
重量 29g 42g
コースレイアウト △(有料) △(有料)
グリーンレイアウト
グリーンの起伏 △(有料) △(有料)
グリーンの回転
高低差機能
(PlaysLike距離)
△(有料)
3点間距離
(タッチターゲッティング)
△(有料) △(有料)
ショット感知
(Garminオートショット)
デジタルスコアカード
ピンポインター
稼働時間
GPS/スマートウォッチ
15時間/10日間 15時間/10日間
スマホ連動
光学式心拍計
呼吸数計測
ステップ数
血中酸素トラッキング
音楽保存
タッチ決済
衛星測位 GPS
みちびきL1S
GLONASS
Galileo
GPS
みちびきL1S
GLONASS
Galileo

まとめ:Approach S50とApproach S44は、どちらがオススメか?

冒頭の価格のところで、S44がオススメと述べてしまっていますが、改めて整理します。

S50とS44の主な違いをまとめると以下の通りとなります。

  • 市場価格は、S50の方が約2万円高い。
  • カラバリは、S50はブラックとアイボリーではっきりした違い、S44はブラックとトワイライトで微妙な違い。
  • 外観は、S50がナイロンベルトで軽量。
  • サブスク無しでは、S50とS44の主要ゴルフ機能の違いは高低差機能のみ(S50に搭載)。
  • サブスク有りでは、主要ゴルフ機能に差はなくなる。
  • S50はスマートウォッチ機能が充実、S44はゴルフ特化。

以上を踏まえると、サブスク無しの場合、高低差機能が不要であればS44の方が価格メリットが大きくオススメです。高低差機能がどうしても必要と言う方はS50ということになります。

なお、サブスクに入るのであればS44でも高低差機能が使えますので、S44がオススメということになります。

また、S50の方は光学式心拍センサー、タッチ決済などを搭載したいわゆるスマートウォッチですが、S44はこれらが省かれています。健康管理やSUICAでも使用される方は、S50ということになります。

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