ゴルフ用の距離計は、腕時計型のGPSゴルフナビとレーザー距離計の2つが人気があります。
その他にも、PDA型、音声案内型のGPSゴルフナビもあり、どれを選べば良いか迷われている方も多いと思います。
本記事では、腕時計型のGPSゴルフナビについて、6つの長所を解説します。ちなみにこの長所は、概ねレーザー距離計の短所とも言えます。
長所① 測定が不要!何もしなくても距離が分かる
GPSゴルフナビは、レーザー距離計のような測定ボタンがありません。
GPSで通信していますので、グリーンに向かって歩いている間にも残距離がリアルタイムで変わっていきます。
対してレーザー距離計はというと、①ケースやバッグから取り出し、②ターゲットを測定し、③測り終えたらケースやバッグに仕舞うといった一連の作業を伴います。
つまり、1ラウンドで100回近く測定している方は、これを100回繰り返しているわけですが、GPSゴルフナビではこういった作業が全て不要です。
さらにレーザー距離計でのあるあるとして、「今、測定した結果を忘れてしまった」という凡ミスがあります。しかし、GPSゴルフナビは常に残距離が表示されていますので、測り直しの必要が無いのも地味ながら便利です。
長所② コースの見えないところも見える
GPSゴルフナビとレーザー距離計は、どちらがオススメかで良く比較されますし、どちらを持つべきか悩まれている方も多いと思います。
この2つの最大の違いは、レーザー距離計が実測する機器なのに対して、GPSゴルフナビは情報端末であることです。
出典:greenon.jp
レーザー距離計は現在地から見えているところまでの距離しか分かりませんが、GPSゴルフナビはコースの見えていないところまで分かります。
ドッグレッグや起伏などでターゲットが見えない場所であっても、GPSゴルフナビはグリーンやハザードの情報を知ることができます。
長所③ ビジュアルでコース全体を把握できる
出典:shotnavi.jp
GPSゴルフナビには、グラフィックを駆使して映像を交えて表示するタイプのものが人気があります。
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このタイプのものは、グリーンレイアウト、グリーンアンジュレーション、コース全体の起伏など、様々な視点でコース情報を映像で表現してくれるため、コースの全体像をとても分かりやすく把握することができます。
長所④ スコアを記録できる!自動で記録するタイプもある!
GPSゴルフナビには、スコアを記録する機能が搭載されているものが数多くあります。
さらに、ショットを自動で感知して、スコアのカウントアップまで自動で行ってくれるものも増えています。
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測定不要、スコア記録不要となることで、スロープレーを防ぎ、持ち物が減り、今まで以上にプレーに集中してゴルフの質が上がりそうです。
長所⑤ 持ち運びのストレスが無い
▼レーザー距離計は持ち運びが必要
レーザー距離計を使っている方は、ラウンド中、常に持ち運び、収納ケースやポケットへの出し入れを伴います。
▼GPSゴルフナビは装着したまま
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その点、GPSゴルフナビはウェアラブル端末のため、腕に装着したままです。
身に着けたままラウンドしますので、持ち運びやバッグへの出し入れが不要となりますので、大幅にストレスを軽減してくれます。
さらにもう1つのメリットとして、紛失しにくいという点が挙げられます。
と言うのも、レーザー距離計は、ラウンド中・ラウンド前後に、ついつい椅子や棚の上などに置きっぱなしにしてしまう等で、紛失や盗難といった実害が生じやすくなります。
腕時計型のGPSゴルフナビであれば、基本的に腕に装着したままですので、紛失・盗難のリスクが大幅に抑えられます。
長所⑥ スマートウォッチとして日常生活でも活用
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腕時計型GPSゴルフナビの多くは、ゴルフモードの他に時計モードを備えています。
時計モードでは、液晶ディスプレイに様々なデザインの時計を表示することができるものが多く、デザイン的にも優れています。
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また、歩数計・ランニングなどのライフログ機能を備えているものも少なくありません。
中にはスマホと連動してLINE通知を受けれるものもありますので、ゴルフだけでなく、スマートウォッチとして活用されたい方にも適しています。
GPSゴルフナビは、どういうゴルファーにオススメか?
GPSゴルフナビが合うゴルファーについて、以下にポイントをまとめました。
GPSゴルフナビとレーザー距離計で、どちらを使おうか?どちらが自分に合っているか?悩まれている方は参考にしてみてください。
- レーザー距離計で毎度測定するのがストレスな方
- グリーン形状・アンジュレーションが知りたい方
- 紙ベースのスコア管理を止めて、端末で管理したい方
- ラウンド後にボールの軌跡・飛距離をアプリで見たい方(スマホ連動)
なお、GPSゴルフナビとレーザー距離計の両方を使用するゴルファーも少なくありませんので、特にピンポイントでの実測も必要な方は、併用も検討してみてください。
また、逆に短所については下記記事にまとめてありますので、こちらもご覧頂いた上で、総合的に判断頂ければと思います。
