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ボイスキャディ VC4 Aiming・VC300A・VC300SEの違いを比較・解説

ボイスキャディ

ボイスキャディから発売されている音声案内型のゴルフ用GPS、VC4 Aiming、VC300A、VC300SEについて、価格、機能・性能、外観の違いを詳しく解説します。

VC4 Aiming、VC300A、VC300SEの位置づけ

▼左からVC4 Aiming、VC300A、VC300SE

ボイスキャディは音声案内型のゴルフ用GPSで最も知名度があるメーカーで、これまでくのモデルを輩出しています。

当記事執筆時点での現行モデルは、VC4 Aiming、VC300Aの2モデルですが、市場で購入可能なモデルとしては、VC300SEも加わった3モデルとなります。

そのため、当記事ではVC4 Aiming、VC300A、VC300SEの3モデルについて、価格、機能、性能に分けて違いを詳しく取り上げ、どれがオススメかについても解説します。

現在の最上位モデルはVC4 Aiming

ちなみに、発売時期で並べると、VC300SE(2016年)、VC300A(2018年)、VC4 Aiming(2020年)となっていて、新しいほど機能が追加されていて上位モデルとなっています。

VC4 Aiming、VC300A、VC300SEの仕様比較表

モデル VC4 Aiming VC300A VC300SE
発売年 2020年 2018年 2016年
定価 18,150円 15,180円
グリーンセンター
グリーンフロント △(*1) △(*1)
グリーンバック △(*1) △(*1)
グリーン回転
左右グリーン 同時案内 同時案内 同時案内
ハザード
音声案内
液晶表示
グリーンレイアウト
高低差機能
飛距離測定
エイミング
最短案内距離 1ヤードまで 1ヤードまで 1ヤードまで
サイズ 48×48×13mm 45×45×12mm 45×45×12mm
重量 28.5g 24g 24g
防水
電源 充電
(USB Type-C)
充電
(micro USB Type-B)
充電
(micro USB Type-B)
稼働時間 15時間 9時間 9時間
衛星測位 GPS
GLONASS
ガリレオ
みちびき
GPS
GLONASS
ガリレオ
みちびき
GPS

*1:△としたのは、前方から見た固定エッジのため(現在地方向からのエッジではない)

ざっくりとした違いとしては、VC4 Aimingには高低差、グリーン回転、エイミングの全てを搭載、VC300Aには高低差のみ搭載(グリーン回転、エイミングは未搭載)、VC300SEには前述の3つ全てが未搭載です。

その他、サイズ・重量、価格の違いもありますので、詳しく解説していきます。

市場価格の違い:最安は1万円以下!高くても1万5千円で全体的に買いやすい!

▼最安値の調査結果

モデル VC4 Aiming VC300A VC300SE
定価 18,150円 15,180円
楽天 15,222円 13,330円 9,140円
Amazon 15,274円 12,177円 8,990円

※割引・ポイントを考慮した実質価格

ボイスキャディの音声案内型のGPSゴルフナビは、液晶やタッチパネルがなく、機能も作りもシンプルなため低価格なのが特徴です。

市場価格の最安値は、VC4 Aimingが楽天で15,222円、VC300AがAmazonで12,177円、VC300SEがAmazonで8,990円です。

新しいモデル・上位モデルになるほど値段が高く、各モデル間で約3,000円の差があります。

高くても1万5千円、安いと1万円を切る!
腕時計型と比べると買いやすい!

どれがオススメかについて先に筆者の結論を述べてしまいますと、VC4 Aimingです。

理由としては、このモデルのみ、唯一、グリーン回転の機能が搭載されていて、現在地方向からのグリーンエッジの距離が案内されるからです。他の2モデルは、現在地からではなくコース前方から見たエッジで固定されています。

なお、予算具合い、必要な機能の違いにより最適モデルは異なってきますので、VC4 Aiming、VC300A、VC300SEの製品の違いについて詳しく見て行きましょう。

機能・性能の違い:VC300SEのみ高低差機能が無い!VC4 Aimingのみリアルなフロント・バックを案内!

▼主な違いを抜粋

モデル VC4 Aiming VC300A VC300SE
高低差機能
グリーン回転
グリーンフロント △(*1) △(*1)
グリーンバック △(*1) △(*1)
エイミング
電源 充電
(USB Type-C)
充電
(micro USB Type-B)
充電
(micro USB Type-B)
稼働時間 15時間 9時間 9時間

*1:△としたのは、前方から見た固定エッジのため(現在地方向からのエッジではない)

VC4 Aiming、VC300A、VC300SEは、搭載されている機能に分かりやすいはっきりとした違いがあります。

注目すべき違いは、高低差機能、グリーン回転、エイミング、電源・充電の4点です。

①高低差機能(搭載:VC4 Aiming、VC300A)

高低差機能は、高低差を考慮した打つべき目安距離を案内してくれる機能です。そして、この機能はVC4 AimingとVC300Aに搭載されていて、VC300SEには未搭載です。

高低差機能が必須と言う方は、VC4 AimingとVC300Aの2択になります。逆に不要と言う方はVC300SEを選ぶことができますので、最も安く調達できるというメリットがあります。

②グリーン回転(搭載:VC4 Aiming)

3モデルともにメインボタンを1クリックするとグリーンセンターまでの距離、2クリックするとグリーンのフロントとバックまでの距離が案内されます。

ただ、ここで注意が必要なのが、後者のグリーンのフロントとバックの解釈です。

VC4 Aimingにはグリーン回転が搭載されていて、常に自分がいる方向から見たグリーンのフロントとバックが案内されます。

逆にこれが無いVC300AとVC300SEは、自分がどこにいようが、コース前方から見たグリーンのフロントとバックまでの距離が案内されてます。

自分視点でのリアルなフロントとバックが知りたい方は、VC4 Aiming一択となります。

③エイミング(搭載:VC4 Aiming)

出典・参考:voicecaddie.jp

エイミング機能は、構えた時にターゲットに真っ直ぐ向いているかを教えてくれる機能です。

仕組みはシンプルで、ターゲットに向いた状態でエイミングボタンを押すと、ボールの横に立って90°になったところで、振動・音で通知してくれます。

これが地味ながらも便利で、打ち下ろしや林などのブラインドショットの際に、予めターゲット方向を確認してセットしておくと、ボール横に来た時にアドレス方向を正しくしてくれます。

④電源・充電

まず、稼働時間に違いがあり、VC4 Aimingは6時間長い15時間となっています。

VC300A、VC300SEも9時間のため十分ですが、後々、電池性能が劣化してきたとしてもVC4 Aimingの方が余裕がありますので、特に2ラウンドされる方にはオススメです。

次に、充電の際のコネクタですが、VC4 AimingはUSB Type-C、VC300AとVC300SEはmicro USB Type-Bとなっています。

最近ではmicro Type-Bの製品は少ないため、VC300AとVC300SEにすると、これだけのためのコネクタになる方が殆どだと思われますが、VC4 Aimingであれば最も普及しているType-Cのため、スマホ用のケーブルなどと流用・兼用できるお手軽さがあります。

外観の違い:3モデルともウェアラブルで使用感は同じ!

①デザインの違い

▼左からVC4 Aiming、VC300A、VC300SE

形状面についても、VC4 Aimingが丸型、VC300AとV300SEが三角型で違いこそありますが、ボタンの押しやすさの違いは特にありません。

カラーバリエーションについては、当初、VC300SEのみホワイトとブラックがありましたが、現在、ショッピングサイトで出品されているのはホワイトのみとなっています。

つまり、3モデルともカラーバリエーションは1種類のみとなっています。

②サイズ・重量の違い

モデル VC4 Aiming VC300A VC300SE
サイズ 48×48×13mm 45×45×12mm 45×45×12mm
重量 28.5g 24g 24g
防水

数値を並べてみると、VC4 Aimingのみ少しだけ大きさ・重さがあります。

ただ、どのモデルもウェアラブル端末として開発されていますので、使用上、大きさ・重さがネックになる方はまずいないでしょう。

外観に関しては、詰まるところ形状・カラーの好みが分かれるぐらいで、使用感を左右するような違いはありません。

まとめ:VC4 Aiming・VC300A・VC300SEは、どれがオススメか?

冒頭の価格のところで、VC4 Aimingがオススメと述べてしまっていますが、改めて整理します。

VC4 Aiming・VC300A・VC300SEの主な違いをまとめると以下の通りとなります。

  • 市場価格は、最も安いのがVC300SEで約9,000円、次がVC300Aで約12,000円、最も高いのがVC4 Aimingで約15,000円。
  • 高低差機能は、VC4 Aiming、VC300Aに搭載、VC300Aには未搭載。
  • グリーン回転、エイミングは、VC4 Aimingにのみ搭載。

以上を踏まえると、VC4 Aimingの機能の充実差が際立っています。

特にグリーン回転が搭載されていることで、常に自分方向から見たグリーンのフロントとバックが案内されますので、アプローチの際にはリアルに参考になります。

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予算を抑えたい方は、必要機能を絞り込んでいくと良いでしょう。

高低差機能は欲しいが、グリーン回転とエイミングが不要という方はVC300A、高低差機能も含めて全て不要という方はVC300SEの選択が可能です。

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